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写真:主尾根から富士山を望む

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当山域の状況

当山域は、比較的登り易いと言われる大菩薩峠でさえ標高2000m近い立派な高山。
下記を参考に登山装備をご準備の上ご入山下さい。

以下にはスリップしやすい箇所があるので充分ご注意下さい。
:千石茶屋先の登山道取付点付近
:主尾根の一部
:唐松尾根の上部
:大菩薩峠-石丸峠-小屋平
:大菩薩嶺-丸川峠-丸川峠分岐

詳しくはお電話でお問合せ下さい。090-3149-0964

MEMO
当山域は、晴天時でも主に乾いた強い西風が吹いていることが多く、気温や天候により状況が大きく変化しますので充分お気をつけ下さい。

突然の雷雨など急激な天候悪化の兆候は必ず現れます。それを見逃さず早めに対応されますようお願いします。

秋も深まり冬至までは日が短くなる一方です。従って、山中で日が落ちた後に無灯火で行動出来る時間も非常に短く「秋の日はつるべ落とし」です。
十二分に余裕のある計画でご入山をお願いします。詳しくはこちらから。

※秋の日はつるべ落とし※
この時期の夕日は沈み始めるとあっという間に落ちてしまうということ。これは下界の生活でも感じますよね。
写真:大菩薩峠

写真:唐松尾根から富士山と大菩薩湖を望む

本ページ掲載の写真は現状とは限りません。
詳細はお問合せ下さい。
登山道の状況 (下記以外の一般ルートはほとんど問題ありません)

丸川峠分岐から約450m地点で東みそぎ沢を渡る際は充分にご注意下さい。
写真:東みぞぎ沢の渡渉点

大菩薩嶺と丸川峠の間で登山道が4~5m程崩壊しています。通過時は充分にご注意下さい。
写真:登山道の崩壊場所
5月中旬から11月下旬の当山域で有効な装備の例
詳細は登山用品店でご相談下さい。印刷される場合はこちらから。

:レイヤード(服装)
アンダーウエアー、シャツ、ボトム共にいわゆるスリーシーズン用をご着用下さい。
尚、ハーフパンツや山スカートをご着用の場合防寒にご注意下さい。

:皮革の軽登山靴か防水性の良いハイカットのトレッキングシューズ ※1
:地図とコンパス(地形図をご準備下さい。登山地図は参考程度に)*1
:防寒具(フリースジャケットや薄手のダウンジャケットなど)
:手 袋(軍手でもOKですが、今の季節なら薄手のアクリルをお奨め。予備をお忘れなく) ※2
:帽 子 ※3
:透湿性防水素材(ゴアテックスなど)の登山用雨具 ※4 ※5
:ザックカバー(必需品)
:折りたたみ傘(風がなく弱雨ならザックカバーとの併用で快適)
:スパッツ(ゲーターのこと) ※6
:ヘッドライト(日帰りでも必ず携行して下さい。電池残量の確認をお忘れなく)
:タオルや日本手ぬぐい(ちょっと多めに)
:日焼け止め(必需品。山の紫外線は曇りでも予想以上に強いです。お肌に合った製品を)
:レスキューシート(ツエルトでもOK) ※7
:水 筒(飲料物は常に携行して下さい。テルモスでもOKですが少々重いかも) ※8
:非常食(携行性に優れてすぐに食べられるご自身の大好物を1~2食。凍結に注意) ※9
:ストック(必需品ではありませんが携行されると便利)
:サングラス(万一に備えて一応ご準備下さい) *2
:モバイルバッテリー(携帯電話本体の電池と共に必ずフル充電で携行) *3

※1 スニーカーやトレランシューズはあまりお奨めしません。
※2 雨天時に手が冷たくならないレイングローブを携行されることを強くお奨め。
※3 何でもOKですが必需品です。ニット帽など保温力があるものがベスト。
※4 透湿性防水素材を使用した登山用雨具は種類が多いので必ず専門店でご相談下さい。
※5 登山用雨具は高性能のアウター代わりになるので大変有効な装備です。
※6 無雪期用で構いません。種類があるので必ず専門店でご相談を。
※7 ルートによってはツエルトとシートを両方携行されることをお奨めします。
※8 テルモスとは市販のステンレス製の保温・保冷水筒の総称。昔の山ヤの呼び方です。
※9 所謂栄養補給食にこだわることはありません。

*1 現在位置確認は必ず地形図で。スマホやGPS機器はサブとして使うことをお奨め。
*2 安価な製品は避けましょう。眼鏡店や登山用品店でご相談下さい。
*3 充電用ケーブルが必要な場合絶対に忘れないで下さい。

>ワンポイント(日本ゴアテッスク社のパンフレットなどから)
雨具を長時間使用した時や汚した場合、洗濯することで透湿性や表面の撥水性が元に戻るので長持ちさせることが出来ます。
洗濯の際は、必ずネットに入れて洗濯タグに従い、完全に乾燥したらあて布をして低温でアイロンをかけて下さい。ドライクリーニングが必要な場合は必ず専門店でご相談下さい。
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